春休みは漫画三昧で過ごすぞう
漫画とは狭い定義では笑いを企図した絵をいう。これは「戯画(カリカチュア)」の概念と近い。
広い定義では、必ずしも笑いを目的としない「劇画」「ストーリー漫画」「落書き」「アニメ」なども含み、幅広い意味を持つ。
これはcomicと同義であり、北澤楽天がcomicの訳語として「漫画」という言葉を使用して以後、この意味での「漫画」が現代における漫画という語へ定着するようになった。
ここでは、日本の漫画独特の表現や歴史ではなく、comicと同義語としての漫画として説明する。
漫画は、現時性と線上性とが複合した一連の絵である。現時性とは「その全てを一望して把握できること」、線上性とは「流れの中で部分を辿り、把握していくこと」である。
法隆寺の落書きのような卑俗な笑いから、フランス革命前夜のビラのような体制への嘲笑であったり、また時に、ゴヤのような人間存在を揺るがす鋭いブラックユーモアであったりする。
その歴史は長く、時代・地域・社会層によりさまざまな形で存在してきた。形式は極めて多様であり、厳格な定義は殆ど意味をなさない。漫画は、簡略化と事象の抽象化が特徴とされる。
「漫画」という言葉は、字義的には「気の向くままに絵を描く」という意味である。